人が守り育てる森林へ
森林を支える取り組み
かつて、日本の森林は、木材生産のほか、家畜の飼料、薪や炭など燃料の供給源として生活に無くてはならない存在でしたが、電気やガス等の普及による生活様式の変化により、需要が激減した結果、林業従事者が減少し、手入れの行き届かない状態が続き、境界さえ不明な状況が少なからず発生しています。
利根沼田森林組合は、そういった現状を見据え、利根沼田地域の森林を元気に育て有効に活用し、次の世代へ継承していくことが、責務であると考えています。
森と人の新しい未来
森林の手入れ作業には、ある程度の体力と経験が必要です。しかし、高齢化が進む中では、それがままならない厳しい状況です。
いま、日本の森林は若い力を必要としています。先人が営々として育てあげてきた貴重な森林資源を守り、次代へ引き継いでいく後継者を必要としているのです。
利根沼田森林組合は、「森と人の新しい未来」について模索しています。森の現状を知ってもらうこと、林業の魅了を発信し興味を持っていただくことが重要と考えています。